こんにちは!やきそばです!
私は大学生のころにダンスサークルに入っていました。そこでブレイクダンスをはじめ、サークル活動の一環でクラブに通うようになり、毎週水曜日のヒップホップイベントに通っていました。
そこでいろいろなヒップホップを聴くようになり、気になった曲はDJに直接聞いたりと、とにかくヒップホップにヒタッヒタに浸かっていた大学生活でした。
そこで今回は、私がみなさんにおすすめしたい「エモい!メロウ!なヒップホップ【洋楽】」を紹介していきます!
- エモい!ヒップホップ【洋楽編】
- Zhané / Hey Mr. Dj
- Drake / Going In For Life
- Drake / Fake Love
- Domo Genesis / Coming Back (ft. Mac Miller)
- The Luniz / Playa Hata
- Mya ft. Fat Lip & Tre’ / Fallen (The Remix Plus)
- World’s Famous Supreme Team / Hey DJ
- 2Pac / I Get Around
- Hot Boys / Neighborhood Superstar
- N.E.R.D / You Know What
- J.Cole / January 28th
エモい!ヒップホップ【洋楽編】
Zhané / Hey Mr. Dj
フィラデルフィアの女性2人組のR&BデュオのZhané(ジャネイ)の「Hey Mr. Dj」です。
この曲は、メロウ感たっぷりのキーボードのメロディーが印象的です。そこにZhanéの美しいハーモニーがマッチして、とてもムーディーです。
ちなみにこの曲の元ネタは、Michael Wycoffさんの「Looking Up to You」です。
こちらもいい曲です!彼もR&Bシンガーですが、歌を聴いていると“こぶし”が効いていてソウルミュージックのように感じますね。
Drake / Going In For Life
カナダのラッパー、俳優としても活躍するDrakeの「Going In For Life」です。
この曲もキーボードの哀愁あるメロディーがエモいです。Drakeさんの紡ぎだす言葉がメロディーの上を踊るように流れていきます。
この曲の元ネタはEddie Kendricksさんの「Intimate friends」です。
原曲はすごくゆっくりですね。
Eddie Kendricksさんはアメリカのシンガーソングライターで、The Temptationsのオリジナル・メンバーでもありました。
ソウルフルでファルセットの声がとても気持ちいいです。
Drake / Fake Love
次もDrakeさんの曲で「Fake Love」です。
スチールドラム?の音色が印象的です。そこに重たいベースの効いたビートが合わさり、メロウなヒップホップになっています。
重低音が効いた楽曲ですが、スチールドラムの音色のおかげかそこまで重たくならずに、最後まですんなり聴けてしまいます。
Domo Genesis / Coming Back (ft. Mac Miller)
アメリカのラッパーで、ヒップホップ集団Odd Futureの一員でもあるDomo Genesisさんと同じくアメリカのラッパー、Mac Millerさんをフューチャリングに迎えた楽曲「Coming Back(ft. Mac Miller)」です。
ビートの後ろで流れるコーラスと、ムーディーな音色が心地いいです。Domo GenesisさんとMac Millerさんの2人の掛け合いもかっこいいです。
The Luniz / Playa Hata
アメリカの2人組ヒップホップグループ、The Lunizの「Playa Hata」です。
曲は50秒に始まります。エモーショナルなメロディーに2人のラップとハーモニーが映えますね。
1995年の曲とは思えないくらい、今聴いても名曲です。
この曲の元ネタはBobby Caldwellさんの「What You Wan’t Do For Love」です。
今までジャンルを超えてたくさんのアーティストからカバー、サンプリングされてきたAORの名曲です。
Mya ft. Fat Lip & Tre’ / Fallen (The Remix Plus)
アメリカの歌手、モデル、ダンサーと多才な活躍を見せるMyaさんと別の記事でも紹介したPharcydeのメンバーFat LipさんとTre’さんのコラボ曲「Fallen (The Remix Plus)」です。
この曲のすごさは何といってもメロウなサウンドに、Myaのクリアな歌声とPharcydeのクールなラップが見事にマッチしているところです。
私はこの曲をクラブでき初めて聴いたのですが、あまり良さに流していたDJに直接聴いてしまったぐらい好きです。
この曲の原曲を調べたところ、アメリカのジャズ・サクソフォーン奏者、Stan Getzさんの「Saudade Vem Corrend」という曲だとわかりました。
以外にも原曲はボサノバの曲だったんですね。そしてこの曲の2分4秒のギターの音がサンプリングされたんですね。
それにしても、数多くある曲の中から、この曲を選んで、さらにその曲中のほんの1部を切り取ってすばらしい曲を作ってしまうトラックメイカーには脱帽です。
World’s Famous Supreme Team / Hey DJ
アメリカのヒップホップグループ、World’s Famous Supreme Teamの「Hey DJ」です。
エレクトーンの印象的なメロディーに、女性コーラスの歌う「Hey DJ Just Play That Song…」がムーディーですね。
MARIAH CAREYさん、LIGHTER SHADE OF BROWNなどたくさんのアーティストにもカバーされてきた、ヒップホップのクラシックの1曲です。
2Pac / I Get Around
アメリカのヒップホップMC、2Pacさんの「I Get Around」です。
ピアノの哀愁漂うメロディーに明るい2Pacのラップが軽やかに流れます。このギャップがたまりません。
MVもたくさんの女性に囲まれた2Pacさんがすごく楽しそうです(笑)。
Hot Boys / Neighborhood Superstar
アメリカのヒップホップグループのHot Boysの「Neighborhood Superstar」です。
トラックの主役のギターとエレクトリックピアノでしょうか。この2つの楽器のハーモニーが心地いいです。ビートの重低音もたまりません。
Hot Boysはデビューアルバムにもかかわらず、貫禄のラップを披露しています。
N.E.R.D / You Know What
アメリカの男性3人組ヒップホップグループ、N.E.R.Dの「You Know What」です。
軽快なビートにメロウなエレクトリックピアノの旋律と、ギターのカッティングが見事にマッチしています。N.E.R.Dのラップもクールです。
2分57秒では曲調が変わりフワフワとした浮遊感も味わうことができます。
J.Cole / January 28th
アメリカのラッパー、音楽プロデューサーとして活躍しているJ.Coleさんの「January 28th」です。
女性のバックコーラスが漂うトラックに、J.Coleのラップがムーディーです。聴いているうちに夢の世界へ誘われてしまいそうになります。
調べていてわかったのですが、この曲の原曲は何と邦楽だったんです!
日本の男女3人組コーラスグループ、ハイファイセットの「スカイレストラン」という曲です。
この曲の冒頭部分をサンプリングしていたんですね。
ハイファイセットの方達も、まさか40年後に自分たちの曲がサンプリングされ、異国の地でラップで歌われるとは思いもしなかったでしょう。
それと同時に、J.Coleの選曲センスに驚愕してしまいます。
いかがでしたか?
今回は「エモい!メロウ!なヒップホップ【洋楽】」を紹介しました。
今回紹介した曲を調べていると、ボサノバから日本の70年代ソングといったあらゆるジャンルからサンプリングをしてトラックを作製していたり、アーティストの選曲センスの高さに驚いたりと、たくさんの発見がありました。
また機会がありましたら第2弾も書きたいと思います!
それではまた次回もお楽しみに~!
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