こんにちは!やきそばです!
今回は「過去の名曲と現代の曲 シティ・ポップ【邦楽】」を紹介します。
まずは、1970・80年代のシティ・ポップの有名曲を紹介していきます!
大瀧詠一 / 君は天然色
ミュージシャンの大瀧詠一さんの1981年に発売された名盤と名高いアルバム「A LONG VACATION」の1曲目に収録されている「君は天然色」です。
この曲はお茶やビールのCMでも流れていたので、聴いたことがある方も多いかもしれません。最近ではTVアニメ「かくしごと」のエンディングテーマにも起用されました。
イントロからのワクワクが押し寄せる感じがたまりません!そこから大瀧詠一さんのAメロ入りのリラックスした感じの歌声が耳にスーっと入ってきて爽快です。曲の最初から最後までポップで、今も色褪せない名曲です。
大貫妙子 / 都会
前回の記事で紹介した、大貫妙子さんの1977年に発売されたアルバム「SUNSHOWER」の4曲目に収録されている「都会」です。
この曲はスティービー・ワンダーの影響を受けて作った曲だそうで、言われてみれば跳ねるピアノやパーカションの音からスティービー・ワンダーのような印象を受けますね。
曲中を自由に行き来するピアノの気持ちの良いメロディー、ドラムやパーカッションの刻むリズムが小気味よく展開し、間奏のキーボードでしょうか?この音色がまた意外にも曲とマッチしていていいんです!
私は「SUNSHOWER」のアルバム楽曲の中ではこの「都会」が1番好きです。
間宮貴子 / 真夜中のジョーク
歌手の間宮貴子さんの1982年に発売されたアルバム「LOVE TRIP」の3曲目に収録されている「真夜中のジョーク」です。
このアルバムは間宮貴子さんの最初で最後のアルバムになっていて、間宮貴子さんの情報を調べてみても彼女自身の情報はわかりませんでした。そのため「幻のシンガー」と言われています。
そして、今回紹介しているこの「真夜中のジョーク」は私の中で真っ先にビビッときた曲です。ホーンのクールなメロディーが楽曲を盛り立て、ギターのカッティングやベースのグルーブが都会の大人って雰囲気がでていてかっこいいですね。
この他、アルバム「LOVE TRIP」の中で私の好きな曲は「LOVE TRIP」「哀しみは夜の向こう」「渚でダンス」です。
佐藤博 / SAY GOODBYE
シンガーソングライター、ピアニスト、キーボーディスト、作曲家、編曲家の佐藤博さんの1982年に発売されたアルバム「awakening」の10曲目に収録されている「SAY GOODBYE」です。
このアルバムではほぼ全ての楽曲に世界初のデジタルドラム・マシンLinn Drum LM-1を使用しており、佐藤博さんも作りたいと思っていたものに一近番づけたと語っています。
そのアルバムの楽曲の1つ「SAY GOODBYE」は、シンセサイザーやキーボード、ヴォコーダーが駆使されていてテクノポップの印象を受けます。ギターには山下達郎さんも参加していて、爽やかなギターカッティングを聴くことができます。
亜蘭知子 / MIDNIGHT PRETENDERS
歌手、エッセイストの亜蘭知子さんの1983年に発売されたアルバム「浮遊空間」の5曲目に収録されている「MIDNIGHT PRETENDERS」です。
シンセサイザーと控えめなギターの織り成すメロディーが何とも言えない浮遊感を生み出しています。シンセサイザーやドラム音はテクノぽい音色です。
亜蘭知子さんの艶やかな歌声とコーラスのハーモニーもとても美しいです。夜に聴くシティ・ポップにぴったりの1曲です。
八神純子 / DejaVu
シンガーソングライターの八神純子さんの1980年に発売されたアルバム「Mr.メトロポリス」の3曲目に収録されている「DejaVu」です。
サンバ、ラテンミュージックを彷彿とさせる曲調に、パーカッションのリズム、ギターのカッティングやキーボードのサウンドがキラリと光る熱いパッションを感じる曲です。
曲の途中でテンポが変わったり、ストリングスが加わったりと聴いていて様々な表情の変化が楽しめる曲です。
松原みき / 真夜中のドア〜Stay With Me
歌手、作曲家、作詞家の松原みきさんの記念すべきデビューシングル「真夜中のドア~Stay With Me」です。
ドラムのビートとギターの音が軽快に鳴り進み、サビではホーンも合流し一気に盛り上がります。時折キーボードの綺麗なメロディーが入り、それがまた良いアクセントになっています。かっこいい間奏のサックスの後、大サビでは3分40秒からのギターがさらにサビを盛り上げていきます。
夜の散歩や、夜に部屋でゆったりと聴くのにぴったりな1曲だと思います。
いかがでしたか?
現在でもTV番組やCM、ラジオなどで流れている有名曲を紹介しました。きっとどこかで聴いたことのある曲があったのではないでしょうか?
さて次は、最近のアーティストの楽曲で私がシティ・ポップぽいな。と感じた曲を紹介していきます!
LUCKY TAPES / 22
男性3人組のバンドLUCKY TAPESの「22」です。
ホーンの響きとキーボード、ギターのメロディーにイントロから気持ちがウキウキする曲です。AメロBメロではギターのエフェクターが気持ちいいです。サビではまたウキウキするメロディーに身体がスウィングしてしまいます。
踊れるシティ・ポップのような楽曲です。MVのように夜の街で聴いても合う1曲だと思います。
フレンズ / 夜明けのメモリー
男女混合の5人組のバンド、フレンズの「夜明けのメモリー」です。
キーボードの響くメロディーとブンブン踊るようなベースが印象的な曲です。サビのキラキラしたキーボードが効いてます。さらにボーカルのおかもとえみさん、ひろせひろせさんの歌声がとてもよくマッチしていますね。間奏でのひろせひろせさんのラップも必聴です。
夜明けの街を散歩して、外の風に当たりながら聴きたい1曲です。
Lamp / 木洩陽の季節
男女3人組バンドLampの「木洩陽の季節」です。
ハミングから始まる明るいイントロから、シンセサイザー、キーボードやパーカッションが小気味よく、ホーン、ストリングスなどの様々な楽器が使用された賑やかな1曲です。
春の木洩陽の下で、夏のドライブにもぴったりの1曲だと思います。
サカナクション / 忘れられないの
以前に別の記事でも紹介した、サカナクションの「忘れられないの」です。
この曲は2019年に「忘れられないの / モス」の両A面シングルとして発売されたのですが、その形態が何と…8㎝シングルCDとして発売されたのです!(両曲のカラオケバージョンも収録)この時代に8㎝シングルCDとは…さすがサカナクションです。徹底的にこだわってますね!
音楽面でももちろん1980年代の音楽の影響をサカナクション独自のエッセンスで奏でられています。もしかしたら聴いているだけでは、これが2019年の音楽とはわからないかもしれません。私も曲だけ聴いたときは、歌声は山口さんぽいからサカナクション!?でもあれっ曲調は80年代ぽいしな。山口さんに似た歌声のアーティストの80年代の作品かな?と大混乱しました。
さらに、MVを見たらわかる通りこれは1980年代ですね。映像の粗さや衣装、出演しているエキストラ、曲の終わり方、とことんこだわっています!見ていて懐かしさと共に感動すらしてしまいました。
いかがでしたか?
今回は「過去の名曲と現代の曲 シティ・ポップ【邦楽】」を紹介しました。
1980年代当時に聴かれていたシティ・ポップの有名曲と最近のシティ・ポップを感じる曲を聴いてきましたが、今でもTVやCMで聴いたことのある過去の名曲や、その名曲や1980年代の楽曲に影響を受けて作成された現代の曲があったりと、いろいろな発見ができました。
そして今や海外にまで日本のシティ・ポップが浸透し人気を博していますが、次回はそのシティ・ポップの影響を受けた海外のバンドを紹介したいと思います。
それではまた次回もお楽しみに~!
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